株式投資と感情の相関性 

今回は、株式投資と感情がどのように(相互に)関係しているのかお話ししたいと思います。ある意味で、非常にソフトな面ですので、あまり語られていない傾向にあります。とはいえ、精神論に固執するつもりはありませんのでご安心ください。 

株式投資と感情は切っても切れない関係にあります。株式市場は、人間の感情により動きます。人が不安を感じたり、チャンスを見つけたり(見つけると言っても、実際にそれが事実として存在するわけではなく、そのように感じるだけ)すると、その結果として、買いや売りという行為が行われ、それが株式の価値を決定します。 

これだけ感情に「左右される」性質を知っておきながら、多くの人が、この部分を軽視している傾向にあります。不思議なものです。特に大事なのが、自分自身の感情を知ることです。そうです、自省すること。株式の取引の種類には様々なものがあります。長期的に保有することも、頻繁に取引をして、積極的に攻めることも可能です。 

後者はより素早く、お金を増やしていきたい人に向いています。実際には、性格的にも前のめりになっている人が選ぶことが多いです。そこで注意点です。このような株式の取引をするのであれば、自らの感情をコントロールすることが、成功への鍵だとご理解ください。人間というものは、常に感情に左右されて、判断を下しています。どれだけ冷静な人であっても、感情が先立つものです。特に素早い決定が求められる場合には尚更です。 

だからこそ、ノートなどを用意して、取引の際の感情を記録することをおすすめします。収支の数字だけを記録している人がいますが、私個人としては、その裏にある考えやそのまた奥にある感情を追跡することをおすすめします。 

あとから冷静になって目を通してみると、感情に影響されすぎていたことに気付くかもしれません。これの繰り返しにより、賢い判断をする脳を鍛えることができます。 

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